形成外科について
身体の表面を対象とした治療をご提供
形成外科では、身体の表面にできた傷跡・皮膚の異変・腫瘍・あざなどを専門に治療します。生まれつきの症状や、けがや病気を機にできた異変を丁寧に診察し、きれいに治していきます。見た目だけでなく、機能性にも配慮した治療で、お困りの症状改善に努めます。まずはお気軽にご相談ください。
Trouble
このような場合はご相談ください
当院の形成外科
形成外科・皮膚腫瘍の専門医による
エビデンスに基づいた専門的診療
当院の院長は(一社)日本専門医機構認定形成外科専門医・日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医のライセンスを保有しており、医学的根拠(エビデンス)に基づく専門的診療をご提供いたします。他院では診断・治療が難しいといわれた皮膚症状についても、豊富な知識をもとに丁寧に診察・検査し、適切な治療へとつなげます。
ダーモスコピーを使用した
診療と病理診断
皮膚にできたほくろやシミの原因は診察だけで判断できない場合もあります。当院では、ダーモスコピーと呼ばれるライト・拡大機能付き診療器具を用いて、皮膚表面の色調や色素、分布などを確認し、必要に応じて病理診断を行うことで、正確な診断・治療の実現に努めております。
当院の治療方法
Vビーム
Vビームは、赤あざや赤ら顔、血管腫などの治療に用いる医療用レーザー治療機器です。赤い色素に選択的に反応するレーザー光が血管内のヘモグロビンに吸収されることで、異常に拡張・増殖した血管を閉塞し、血管由来の症状を改善していきます。
効果的な症状・疾患
- 毛細血管拡張症
- いちご状血管腫
- 赤ら顔
- 静脈湖
- 酒さ
- 血管拡張性肉芽腫
- 単純性血管腫
ピコレーザー
ピコレーザーは、1兆分の1秒単位のレーザー光線が照射できる医療用レーザー治療機器です。茶色や黒などのメラニン色素に反応するレーザー光によって、茶あざや黒あざ、色素沈着などを治療します。短時間で高出力のエネルギー照射が可能であり、肌ダメージを抑えながら色調改善が目指せます。
効果的な症状・疾患
- 太田母斑
- 外傷性皮膚色素沈着
- 扁平母斑
- 異所性蒙古斑
Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーは、ピコレーザー同様、茶あざや黒あざ、色素沈着などを治療するために用いる医療用レーザー治療機器です。ピコレーザーでは改善が難しい色素の濃いあざやシミなどに用います。また、状態に応じてQスイッチルビーレーザーとピコレーザーを併用する場合もございます。
効果的な症状・疾患
- 太田母斑
- 外傷性皮膚色素沈着
- 扁平母斑
- 異所性蒙古斑
焼灼法
焼灼法とは、皮膚表面に隆起したほくろやいぼを取り除くために行う治療法です。当院ではほくろ・いぼの大きさや高さなどにより、切除または炭酸ガスレーザーによる除去治療を行っております。それぞれの治療の特徴や経過を詳しくお伝えした上で、患者さまに合わせた適切な治療をご提案します。
効果的な症状・疾患
- ほくろ
- いぼ
粉瘤の治療について
粉瘤の状態や症状に応じた的確な治療
粉瘤とは、皮膚にある毛穴(毛根)がつまり、角質や皮脂などがたまることで大きくなる腫瘍のことです。大きさは1mm〜数cmと幅広く、ひとたび細菌感染が起こると急な腫れや赤み、痛みを伴います。当院では、豊富な粉瘤治療実績をもとに、状態や症状に応じた的確な治療をご提供しております。
粉瘤
あざの治療について
さまざまなタイプのあざ治療にも対応
皮膚表面にみられるあざには多くの種類があり、それぞれのタイプに合わせた治療が欠かせません。当院では、先端設備を用いた検査を実施し、適切な診断をもとにあざ治療を行います。早期治療により改善が期待できるケースもありますので、自然に良くなるのを待つのではなく、まずは一度専門医にご相談ください。
あざ
監修医情報
医療法人あきおか形成外科 院長 秋岡二郎
略歴
- 平成3年
- 関西医科大学卒業、同形成外科医局入局
- 平成4年
- 関西医科大学高度救命救急センター勤務
- 平成7年
- 洛和会音羽病院形成外科勤務
- 平成8年
- 関西医科大学形成外科助手、病棟医長
- 平成9年
- 葛西形成外科非常勤を6年間勤める
- 平成10年
- 高槻赤十字病院皮膚科形成外科勤務
- 平成13年
- 洛和会音羽病院形成外科医長を勤める
- 平成14年11月
- あきおか形成外科 開院
資格・所属学会
- (一社)日本専門医機構認定形成外科専門医
- 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医