眼瞼黄色腫|あきおか形成外科|大阪府高槻市の形成外科・美容皮膚科

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眼瞼黄色腫 Xanthelasma-of-the-eyelid

眼瞼黄色腫とは

・上まぶたや、下まぶたにできる、少し黄色い色をした、扁平に膨れた皮膚腫瘍です。
・高コレステロール血症や高脂血症があると眼瞼黄色腫ができやすいことがあります。高コレステロール血症が改善しないと、切除やレーザー治療おこなっても、再発することがあります。
・高コレステロール血症や高脂血症がある方は生活習慣の改善や、内科的治療が必要です。
・高脂血症がない場合、内科の治療でよくならない場合、切除や、レーザー治療が可能です。
・眼瞼黄色腫の除去治療はどの治療法を選択しても必ず治療痕が残ります。

眼瞼黄色腫の治療法

眼瞼黄色腫の治療は

①切除摘出手術
②レーザー治療

この2つの方法があります。

①切除摘出手術

・日帰り手術です。
・局所麻酔でおこないす。麻酔時に多少の痛みがあります。手術中は痛くはありません。
・切除を行います。
・細いナイロン糸で縫合を行います。
・切除から縫合までの時間は平均5~10分程度です。 
・通常は、手術後1日間ガーゼによる圧迫をします。2日目以降は多少水にぬれてもかまいません。
・術後1週間前後経ってから抜糸をします。

手術後の傷跡
・切除した場合は傷跡が残ります。
・傷跡は時間の経過と共に目立ちにくくなります。
・傷跡は細いしわや線のようになります。
・眼瞼黄色腫が大きい場合は、少しひきつる場合があります。
・ケロイド体質の方は傷跡が目立つ場合があり、ケロイド治療をする場合があります。
・眼瞼黄色腫は再発する場合があります。

②レーザー治療(削る・炭酸ガスレーザー)

・炭酸ガスレーザーにて眼瞼黄色腫を除去します。
・局所麻酔です。麻酔時に少し痛みがありますが、治療中は痛くはありません。
・治療時間は2~5分程度です。
・治療後、新しい皮膚ができあがるまで2~3週間、絆創膏を貼ったり、軟膏等を塗ります。
・洗顔、入浴は当日から可能です。

レーザー治療後の跡形
・レーザー治療の場合は、傷跡は残りにくいですが、わずかに跡形になる場合があります。面積の大きい眼瞼黄色腫は傷跡が残ります。
・跡形はしばらく赤黒く(色素沈着に)なりますが、数ヶ月で目立たなくなります。
・ケロイド体質の方は傷跡が目立つ場合があり、ケロイド治療をする場合があります。
・眼瞼黄色腫は再発する場合があります。

※治療における注意点

・治り方、効果には個人差があります。
・レーザー治療は万能ではありません。全ての状態が治るわけではありません。
・1回の治療で100%の効果があるわけではありません。
・治療結果を保証しているわけではありません。
・治療後副作用が出たり、心配があれば、連絡をしてください。もしくは受診をして下さい。

治療費

切除手術による治療

切除手術による治療自己負担
切除手術(保健適応)8.000円~15.000円 (3割負担)
炭酸ガスレーザーによる、削る治療税込(税抜)
3㎜未満1個11.000円(11.000円)
3~5㎜未満1個22.000円(22.000円)
5㎜以上1個33.000円~(33.000円~)

レーザー治療を受けていただけない方


・日焼けをしている方(特に1ヶ月以内に長時間日光を浴びた方)
・施術後2週間以内に、長時間日光を浴びる予定のある方
・妊娠中の方
・ヘルペス、帯状疱疹の方
・アトピー性皮膚炎の薬を塗っている方
・活動性の感染症のある方
・予防接種、ワクチン接種の前後1週間
・切り傷やニキビなどの炎症部位への施術
・ケロイド体質の方
・光過敏症もしくは、光過敏性を高める薬剤をご使用中の方
・糖尿病、てんかんの方
・AIDSやHIVを含む免疫抑制疾患の方
・抗凝固剤をご使用中の方
・風邪・頭痛・発熱・二日酔い・疲労等など体調不良の方
・肝斑(場合によっては治療をすることもある)