痛み

・毛の濃い部分では、輪ゴムで軽く弾いたような痛みがあります。
・日焼けしている部位はかなりの痛みがあります。1回目、2回目が最も痛く、回数が増えると痛みは減っていきます。
・無毛状態になれば、レーザーを照射しても痛みはほぼなくなります。
・肌の色が濃い人や、かなりの日焼けをしている人、またシミやホクロなどの色素が濃い場合には、痛みが激しかったり熱傷を起こす危険性があるため、脱毛を行うことはできません。

処置前日までのケア

・処置前日までは、保湿剤などで、肌の状態を良好に保ってください。
・日焼けには十分に注意してください。特に顔、前腕、下腿など日焼けをしていることが多く、後々のトラブル（熱傷や乾燥肌）の原因になることがあります。
・施術当日は日焼け止めをつけないで下さい。
・前日の夜か当日の朝に毛を剃って来院してください。

照射後経過

・レーザー脱毛をしても、照射後すぐに抜けるわけではありません。1～4週間ほどかけて、少しずつ抜けていきます。自然に抜けていくため、自分で引っ張ったりする必要はありません。

処置後注意点

・照射後は肌がポツポツと赤くなることがあります。通常、2～3時間くらいで治りますが、ポツポツ、痛み、かゆみなどが続く場合には、塗り薬を塗ってください。
・照射した当日は、肌を冷やした方が良いため、湯船につかるのは避けてシャワーのみにしてください。
・炎症を避けるため、ボディーソープとナイロンタオルを使わず、固形石鹸と自然素材のタオル、もしくは、手で優しく洗ってください。

その他注意点

・10回以上のレーザー脱毛をしたとしても、少し毛が生えてくることがあります。これは休眠していた毛の活動が再開したもので、レーザー脱毛の効果がなかったわけではありません。
・少し生えてくる毛をさらに脱毛したい場合、1〜3年に一度くらい維持的にレーザー脱毛をするとよいと言われています。
・稀に、レーザー脱毛をすることで毛根が刺激され、一部「太くなった毛」が生えてくることがあります（硬毛化）。その場合には、レーザー脱毛をゆっくりと繰り返すことで、次第に毛が細くなることが多いです。
・以上のような理由からレーザー脱毛は、短期的に5～12回、さらに中長期的に5～10回以上の照射を追加して行うことが望ましいとされています。
・ごくまれに、やけど、炎症、アレルギー、硬毛化、赤み、腫れ、毛嚢炎が起こることがあります。