イボの特徴
年齢とともに顔、首、わきの下、胸部、腹部、背中などに1~3mmくらいの、イボがたくさんできることがります。少し隆起する肌色から褐色の小さな腫瘤でかゆみや赤みを伴うことがあります。 感染するイボと、感染しないイボがありますが、どちらのイボも皮膚を擦ると増える傾向にあります。 ウイルス性、感染するイボの場合は治りにくく、治療に数年かかる場合がある。
イボ治療の種類とその特徴
ヨクイニンの内服
効果が少なく当院ではあまり推奨しておりません。
冷凍療法
イボがとれるまで治療回数が多くかかります。また、跡形が色素沈着になりやすい治療法になります。
レーザー等焼灼治療
当院では顔のイボは炭酸ガスレーザーで焼灼をおこなうのががよいと考えております。焼灼治療は、しばらくの間、治療部位に色素沈着が残ることがありますが徐々に薄くなります。ただし、体のイボを焼灼した場合には、傷跡が残ったり、色素沈着が長引くことが多くあります。
ハサミでカット
焼灼治療で対応しにくい、首や体のイボはハサミで切ると痛みが少なく、跡形も残りにくいので当院では体のイボについてはカットを推奨しております。
手術
5mmを超えるような大きいサイズや、軟線維腫の場合は切除縫合が必要になることがあります。
治療における注意点
・治り方、効果には個人差があります。 ・レーザー治療は万能ではありません。全ての状態が治るわけではありません。 ・1回の治療で100%の効果があるわけではありません。 ・治療結果を保証しているわけではありません。 ・治療後副作用が出たり、心配があれば、連絡をしてください。もしくは受診をして下さい。
治療費
基本的には保険の治療です。3個ずつ:630円
レーザー治療の場合は保険が適応されないことがあります。
自費治療の場合は1mmにつき1100円(1個)です。