外傷性色素沈着 (外傷性刺青)|あきおか形成外科|大阪府高槻市の形成外科・美容皮膚科

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外傷性色素沈着 (外傷性刺青) Traumaticskinpigmentation

外傷性色素沈着とは

すり傷などの外傷により皮膚の中に、砂やタールなどの色素が閉じ込められてしまった状態のことをいいます。 または、鉛筆の芯が刺さって、鉛筆の色が残った状のことを言います。

外傷性色素沈着の治療法

外傷性色素沈着症(外傷性色素沈着・外傷性刺青)は、レーザーで除去することができます。当院ではピコレーザーとQスイッチルビーレーザーを利用して、従来のレーザーで破壊できない、より小さい粒子を少ない治療回数できれいに色素の除去を行います。 レーザー治療は痛み・ダウンタイムがあります。1回の治療では完全には除去できないことが多く、3か月から6か月ごとに繰り返し治療して、だんだん色素を薄くしていきます。治療費は保健適応になります

治療の流れ

怪我したての場合

まず、傷の洗浄、異物のブラッシング除去をおこないます。それでも除去できないような細かい異物、色素はピコレーザー治療をおこないます。怪我をしてすぐの場合には、傷がまだ外に開いていることから、この状態でレーザーを当てると、簡単に異物や、色素が皮膚の中から飛び出します。傷が治ってからレーザー治療を開始するより、かなり少ない回数のレーザー治療(1-2回)で済むことが多く、金銭的肉体的負担が少なく済みます。 怪我をしてすぐの場合には、縫合を行わない状態で、できるだけ速やかに、受診をしてください。

傷が治ってからの治療

傷が治ってからの外傷性皮膚色素沈着の治療をおこなう場合には、異物や色素が、すでに皮膚に覆われていることから、治療回数が多くなることになります(3~6回程度)。 皮膚の表面から異物や色素がとれない事から、レーザーで異物や色素を細かく破壊します。そして破壊された異物や色素が徐々に吸収されるのを待ちます。 3か月後に、破壊できずに残存する異物や色素を、もう一度レーザー治療で破壊します。 治療回数は、色の量、色の深さにより異なりますが、3回~6回程度かかることが多いです。

レーザー治療の流れ

①氷で冷やしながらレーザー治療をします。痛みに弱い方は麻酔のシール(ペンレス)を貼ります。もしくは、局所麻酔をして治療を行います。 ②ピコレーザー治療をします。 ③2~3週間ほどハイドロコロイドゲル等を貼ります。 ④2~3週間後に経過の診察があります。

レーザー治療の注意点

・1回の治療で薄くないことが多いです。ただし、けがをしてすぐにレーザー治療をおこなった場合には、1回の治療で異物や色素が除去できることが多くなります。 ・3ヶ月後以降でもう一度治療を行います。以降は、この治療の繰り返しになります。 ・治り方、効果には個人差があります。 ・レーザー治療は万能ではありません。全ての状態が治るわけではありません。 ・1回の治療で100%の効果があるわけではありません。

面積費用
4c㎡ 未満約6,000円(3割負担)
16c㎡ 未満約7,100円(3割負担)
64c㎡ 未満約8,700円(3割負担)
64c㎡ 以上約12,000円(3割負担)

※子ども医療費助成がある場合、負担は0%になります。
※Qスイッチレーザーの場合は、回数制限があります。5回までの治療は健康保険適応になります。
※ピコレーザーの場合は、保険適応に回数制限がありません。

治療機器

ピコレーザー

米国キュテラ社エンライトンSR アメリカFDA認可取得 厚生労働省認可取得

Qスイッチルビーレーザー

厚生労働省認可取得

レーザー治療を受けていただけない方

・日焼けをしている方(特に1ヶ月以内に長時間日光を浴びた方) ・施術後2週間以内に、長時間日光を浴びる予定のある方 ・妊娠中の方 ・ヘルペス、帯状疱疹の方 ・アトピー性皮膚炎の薬を塗っている方 ・活動性の感染症のある方 ・予防接種、ワクチン接種の前後1週間 ・切り傷やニキビなどの炎症部位への施術 ・ケロイド体質の方 ・光過敏症もしくは、光過敏性を高める薬剤をご使用中の方 ・糖尿病、てんかんの方 ・AIDSやHIVを含む免疫抑制疾患の方 ・抗凝固剤をご使用中の方 ・風邪・頭痛・発熱・二日酔い・疲労等など体調不良の方 ・肝斑