そばかす(雀卵斑)とは
・そばかすは、皮膚にできる色素斑(しみ)の一つです。5~6歳から発症する顔面正中部から頬部の小色素斑です。
・形が不規則で、1mmから3mmほどの大きさです。
・日焼けすると色調が濃くなります。また妊娠をしても色調が濃くなります。
・レーザー治療をおこなっても、数年のうちには再発をすることがあります。
そばかすの治療
そばかすには主に4つの方法でアプローチしていきます。
①日焼け対策
②フォト治療
③Qスイッチビーレーザー
④ピコスポット治療
ピコスポット治療
・当院ではピコスポット治療をおこなっています。
・通常、1回の治療でそばかすが薄くなることが多いです。
・Qスイッチルビーレーザー治療に比べて、痛みや色素沈着が少ないので、負担も少なめに治療が行えます。
・フォト治療はそばかすの取れる確率が低く、かなりの回数の治療をおこなっても、すっきりとは取れないことが多いです。
・ピコスポット治療のデメリットとしては、痛みが少ないといっても痛みがあります。またダウンタイムがあるため、1週間~2週間の痂皮形成や、数か月のあいだ色素沈着や白斑になることもあります。
ピコスポット治療の流れ
①そのままレーザー治療をおこないます。痛みに弱い方は麻酔のシール(ペンレス)を貼ります。場合によっては、局所麻酔をしてレーザー治療を行います。
②2~3週間ほどワセリンなどを塗ります。または、ハイドロコロイドゲル等を貼ります。
③2~3週間後に経過の診察があります。
ピコスポット治療後経過
①施術後は約1時間くらいはヒリヒリします。
②冷やして沈静します。
③かさぶたを無理に剥がさないようにして下さい。
④1か月後に色素沈着や白斑になることがあります。
そのため、トランサミン内服や、ハイドロキノン、トレチノインなど色素沈着を予防する薬を塗ります。
⑤色素沈着や白斑になった場合でも、3か月~1年の経過で色素沈着が薄れていきます。