被角血管腫|あきおか形成外科|大阪府高槻市の形成外科・美容皮膚科

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被角血管腫 Angiokeratoma

被角血管腫とは

被角血管腫とは過角化を伴う毛細血管拡張性の血管腫です。 陰嚢被角血管腫は中年以降の男性の陰嚢に比較的多くみられますが、女性の陰唇にもできることがあります。 血管腫の部位にかゆみがでることがあります。掻くと出血することがあります。一旦、出血するとなかなか止まりません。

治療法

特に症状が無ければ治療の必要はありません。有症状の場合はVビームによるレーザー治療を行います。

Vビーム治療について

治療の特徴

治療か早く、簡単で、痛みが少なく、治りが早く、跡形がほとんど残りません。

Vビームレーザー治療の流れ

・そのまま、レーザー治療をおこないます。 ・治療時間は1か所1秒程度です。 血管腫の数が多い場合は治療時間が5~20分ほどかかることがあります。 ・2~3週間ほど軟膏を塗ると、傷が治ります。 ・ガーゼ等を貼る場合があります。 ・2~3週間後に経過の診察があります。

Vビームレーザー治療後の注意点

Vビームレーザー治療後の注意点 ・治療後、陰嚢がこすれないようにして下さい。 ・激しい仕事や運動、サウナ浴は1~2週間控えて下さい。 ・被角血管腫の90%が1回の治療で治ります。 ・1回の治療で治らない場合は、3ヶ月後以降でもう一度レーザー治療を行います。以降は、この治療の繰り返しになります。 ・Vビームレーザー治療の効果が無いことがまれにあります

Vビームレーザー治療のリスク・合併症

・治療後にヒリヒリが1~2時間あります。 ・一時的に皮膚が赤くなります。 ・皮膚にむくみが生じることがあります。 ・2~3週間内出血斑が出ることがあります。 ・白斑やまだらになることがあります。 ・色素沈着が残ることがあります。 ・まれに傷跡が残ることがあります

面積費用
10c㎡未満約8,100円(3割負担)
20c㎡未満約9,600円(3割負担)
30c㎡未満約11,000円(3割負担)
40c㎡ 未満約12,000円(3割負担)
60c㎡未満約15,000円(3割負担)
90c㎡ 未満約20,000円(3割負担)
120c㎡ 未満約24,000円(3割負担)

※子ども医療費助成がある場合、負担は0%になります。

治療機器について

Vビーム

キャンデラ社のVbeam2またはVbeam Perfectaを使用して行います。これらの機器は厚生労働省の認可を取得しており、安全性と効果が確認されています。

レーザー治療を受けていただけない方

・日焼けをしている方(特に1ヶ月以内に長時間日光を浴びた方) ・施術後2週間以内に、長時間日光を浴びる予定のある方 ・妊娠中の方 ・ヘルペス、帯状疱疹の方 ・アトピー性皮膚炎の薬を塗っている方 ・活動性の感染症のある方 ・予防接種、ワクチン接種の前後1週間 ・切り傷やニキビなどの炎症部位への施術 ・ケロイド体質の方 ・光過敏症もしくは、光過敏性を高める薬剤をご使用中の方 ・糖尿病、てんかんの方 ・AIDSやHIVを含む免疫抑制疾患の方 ・抗凝固剤をご使用中の方 ・風邪・頭痛・発熱・二日酔い・疲労等など体調不良の方 ・肝斑